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書道の級、段に囚われると本質を失うよ!!あくまでも指標の一つだから!

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最近こんなことを言われた。

 

質問者:「橋本さんって書道何段なんですか??、

 私書道6段なんですけど私の文字どうですか?」

 

質問者の字を見てみる

 

橋本:「良い文字ですね。ハネやはらいが綺麗に整っており、空間の使い方が絶妙です!素晴らしい字ですよ!」

・・と段の事には触れずに文字の事について答えました。

 

でも、この話題を振られる時に思う時があります。

それは・・・

段や級は書道の経験の目安になるだけで、段や級を聞いただけでその人の腕を全て見抜くことは不可能だからです。

 

段や級だけを聞いても「文字を見ないと何も言えない」というのが僕の答え。

 

 この質問をされて思いだしたことがありました!

 

僕の小学生時代の話

地元の文化センターで年に一回開催される、

市立の各小学校から選抜される書道コンクールがありました。

 

選抜されるのは各小学校から

各学年のうち入選は5〜6人、特選は1人です。

 

近所の書道教室に習っていた僕は、毎年自分の作品が入選されるのが楽しみでした。

故に毎年入選されていましたし、少なからず自分の字には自信がありました。

 

しかし、A君という存在がいました。

A君は近所の友達で一年生の頃から特選を受賞し続ける字の上手な男の子です。

A君は他の書道コンクールでも賞を総ナメしていた程の腕前でした。

A君の文字は僕はもちろん、他の人の字と比べても別次元の文字だったのです。

まさに大人が書いたと言っても良いくらいの文字です。

 

小学6年生で6段になった僕でも、全く歯が立ちませんでした。

 

その時に、今回の質問者と同じ事を聞いていました。

橋本「A君は書道何段なの?」

A君「うーん。わかんない。

橋本「わかんないってどういう事?」

A君「だって段もってないもん。級もないもん」

橋本「なんで?」

A君「うーん。それもわかんない。

 

別の教室へ通っていたA君ですが、段位は持っていなかったようです。

持っていないと言うか、段位を扱っていない教室だったようです。

 

結局、特選になることは出来ず小学校を卒業しました。

中学2年で特待生(10段)になったものの、段位って何だろうと考えたこともありました。

A君の段位は調べることは出来ないからです。

調べるとすれば、同じ協会に入り10級から始めなければならないからです。

 

大人になった今の僕の字でもA君に並んでいるだろうか?

そう考える時があります。

中学校に行ってからは交流も少なくなり、高校からは会っていませんが、どうだろうな〜

 

段って何だろう?

 

それを知った僕は、他の教室、協会へ行っている友達も聞いてみました。

すると、まるで違いました。

別々の協会の5段の子と3級の子ではレベルが変わりなかったり、

同じ3段でも連盟が違うと全然違うレベルだったりします。

 

「5段だぜ!!!へっへっへー!」

というスタンスでは足元救われますよ。上を見ようよ!

 段や級に囚われると僕と同じような事に成り兼ねないので、視野を広く持ちましょう! 

 

剣道や柔道などはどうなのかはわかりませんが、書道は少なくとも協会によってレベルの違いはあります。

どれがいいのか悪いのかの話ではありません。

 

正直なところ

 

ちなみに現在の僕は、段とかはありません。

だからわかりません。

何段ですかって言われると答えられないのが正直な所です。 

まずは文字を見ましょうって話!!

 

あくまでも段や級は協会や連盟が決めた指標です。

協会や連盟が異なればそれはまた違う指標です

一つのステータスだとの認識を持ちましょう!

 

ですので、自分で決めて毎日自分と向き合い自分の文字を分析し、練習することが大事です。

その日々を過ごすうちに昇級、昇段しています。

自分の字を自分で分析することが大切です。

 段や級だけでその人を判断したくない個人的な思いがあります。

  

 

でもでも、大前提として知って欲しいのは、段や級を否定するわけでは無いってこと。

何よりもそのランクがあるから分かりやすいし、目標も立てやすいです。

僕も小学生中学生の頃はずっと上の段を目指して書いていたのは事実ですし、

文字の上達のレベルは判別し難いものでありますから、僕自身もこの指標に助けられているのも事実です。

 

 

ただし僕が言いたいのは、同じ3段でも協会や流派によって全然違う事。

 

⚫︎審査員が違う為、単純に上達レベルが違う。

 

⚫︎昇段試験の頻度が違う。毎月、または半年に一回、年に一回の所もありスピードも違ってくる。

 

⚫︎扱うジャンルが違う。漢字の部なのか、ひらがな、硬筆、大筆小筆など。

一纏めにしている所もある。

 

昇段するスピードも違えば、ジャンルの違いも

漢字の部なのか、ひらがな、小筆など細分化された所もあります。

 

 

でも、もう一つ知ってほしい事があります。

その話は次回に・・・

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